あの激闘の天皇杯で勝ち取った今回のACLE出場権。
あれから沢山の出会いと別れを繰り返して、思えば遠くへ来たもんだ。
煌びやかで華やかなセレモニー。

私達は、この広いアジアの中で最後まで戦う事を許された、たった二つのクラブの一つになった。
尚、準決勝と同じく試合中の写真などはありません。
こめ記者も歌い、飛び、戦っていました。
勝てば全てが手に入る。
クラブワールドカップの出場権、来季ACLEの出場権、莫大な賞金に、全ての私達の歓喜。
人生は、いつだって理不尽で不平等だ。
生まれながらにして、貧富や身体や容姿などの差は歴然で、目に見えない壁だっていくらでもある。
だけれども、それでも、そんな理不尽や不平等を覆そうとする権利は、いつだって自由だ。
クソみたいに不平等なレギュレーション、バカみたいに理不尽な後出しルール変更。
だけれども、覆せると思った。
選手達の疲労は目に見えて明らかだった。
準決勝の時と比べて、動きは明らかに重く見えた。
それでも、覆せると思った。
僕のヒーローも、あなたのヒーローもベンチにも居なかった。
だけれども、それでも、全てが手に入ると信じた。
みんなで笑い合えると信じた。
ただ、少しだけ届かなかった。
フロンターレはシルバーを獲ってからが勝負やから!などと対外的には強がっても、悲しいものは悲しい。
冷静に考えれば、ベスト8の壁を二枚もブチ抜いた事は、歴史的快挙である。
しかし、悔しいものは悔しい。
失ったものは、半端なくデカい。
人生で物事が上手くいかない時は、誰かや何かのせいかも知れない。
但し、やり直さないのは100%テメェのせいだ。
やり直そう。出直そう。
必ず勝てる。私達は、強い。
さぁ早速!!!
国立へ!!!!!
あの、優しい優しい。
鬼退治に出掛けるやで!!!
【今日のおまけ】
またね!
【川崎たいむずぅ参戦成績】
8勝4分3敗 現在の勝率72パーセント!!!
写真/こめ記者
文/森田へんしゅうちょー